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このページは高千穂大学の渋谷教授が公開しているホームページ「源氏物語の世界」を再編集したページです。注釈が読みやすくなった、本文と現代語訳を対照表示できる、目次が使いやすくなったなどの特徴があります。 本サイト内に掲載されている源氏物語の本文、注釈、現代語訳、ローマ字版などは、すべて、渋谷教授によるものです。渋谷教授のご好意により、本サイトでの再編集した形での転載を許可していただきました。 |
第一サイトにHTML形式の再編集版のすべての帖をアップしました。2005年10月からDIONの割当WEB容量が20MB⇒100MBに増えたため、可能になったものです。
今後、第二サイトは、XML形式の再編集版のサイトにする予定です。「源氏物語の鑑賞支援ツール」(IPAの未踏ソフト事業に採択されたテーマ)で作成したXML形式の再編集版をこちらにアップしました 。
なお、このテーマは2006年も継続採択されました。源氏物語のすべての帖に与謝野晶子訳を追加しました。このうち第6〜46帖と第49〜54帖は若林貴幸さんのご協力により実現しました。若林貴幸さん、どうもありがとうございました。
ただし、第13〜33帖は最終確認作業中の暫定版のままアップしました。2005年12月からこの作業が止まっていて、なかなか進まないためです。HTML形式の再編集版は、FireFox 1.5とNetscape 7.1でも使用できるようになりました。単に表示できるようになっただけでなく、表示設定も動作します。 ただし、どちらのブラウザもルビ(RUBYタグ)は未サポートのため問題があります。FireFox 1.5では、サードパーティによるRUBYタグの拡張機能があり、それをインストールすると ルビも正しく表示されますが、表示設定の「ルビ」のチェックを消しても、ルビは表示されたままです。 Netscape 7.1では、ルビ機能がないため、読みはカッコ付きで右に表示されますが、表示設定の「ルビ」のチェックを消すと、カッコ付きの読みは消えます。
XML形式の再編集版の登場により、新たな現代語訳や注釈、解説、挿絵、音声、動画などのコンテンツを簡単に追加・更新できるようになりました。コンテンツは、このサイトに取り込んでしまう方法だけでなく、協力者のWebサイトなど外部に置いて、このサイトからは直リンクすることもできます。直リンクのURLは、定義ファイルで簡単に定義・変更できます。
その方法の詳細は、近日、解説ページを作って紹介する予定です。
つきましては、このような新たなコンテンツを提供してくれる人を募集します。 たとえば、以下のようなコンテンツを提供していただけると、大変ありがたいです。
- 挿絵。現在の挿絵に色をつけたものも歓迎します。
- 本文の朗読、または、和歌の朗読
- 源氏物語に出てくる雅楽・舞楽などの音声や動画、あるいは効果音など
- 京都大学で公開している古写本の画像と本文の突合せ・読み下し
- オリジナルな現代語訳、面白訳
- 各場面の解説やあらすじ、注釈など
- その他
このようなコンテンツを、すでに持っていて提供していただける方、すでに公開していて直リンクを許可していただける方、これから作る労をとっていただける方など、どのような形ででも協力していただける方を募集します。
どのような些細な協力でも大歓迎いたします。協力していただける方は、このページの末尾にあるメールアドレスまでご連絡ください。
この再編集版には、以下のような特徴があります。
特徴 | 説明 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
注釈を読みやすく しました。 |
渋谷教授は全部で22065件の注釈を書いてくれています(2003年5月現在)。しかし、本文と注釈は別のページにあり、しかもリンクされていないので、これを照らし合わせてオンラインで読むのはかなり苦労します。再編集版では、その注釈のほとんどについて本文との間で相互リンクしました。
また、本文のリンクの上でマウスを止めることで、これらをツールチップで表示させることもできます。短い注釈ならツールチップ表示だけで足りるので便利です。 たとえば、桐壺の帖の最初の行は以下のようになっています。
なお、出典と校訂についても、注釈と同様にツールチップで表示できるようにしてあります。 |
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本文と現代語訳等を 対照表示できます。 その表示形式は簡単 に変更できます。 |
本文・現代語訳・ローマ字版の3つを行単位に対照できるように配置しました。たとえば、桐壺の帖の最初の行は以下のようになります。
しかし、この例のように本当に3つとも対照表示させると、よほど大きなディスプレイでない限り、窮屈な印象を受けます。そこで、ページの先頭に表示設定のチェックボックスを設けて、必要なものだけを簡単に取捨選択して表示できるようにしてあります。 たとえば、上図のように、本文と現代語訳を選択して番号とローマ字版を非選択にすると、桐壺の帖の最初の行は以下のように表示されます。(初期状態ではこの状態になっています。)
この表示設定はcookieに30日間保存されます。一度、好みの表示設定に設定しておけば、次に設定変更する必要が生じるまで、再設定する必要はありません。 |
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目次を使いやすく |
左のフレームのツリービュー目次を使って、任意の帖・章・段落に直接アクセスできます。 また、各帖には、別に細目次のページがあり、和歌による目次(注釈付!)もあります。 |
再編集版をHTMLヘルプ形式に変換したものをダウンロードすることもできます。HTMLヘルプはMicrosoft Office(Word、Excel等)で採用されているヘルプファイルの形式です。
この形式は、高速な全文検索に特徴があります。再編集版では、1ページに本文、注釈・出典・校訂、現代語訳、ローマ字版が入っているので、そのすべてを対象として全文検索されます。この結果、本文だけの全文検索とはまた違った検索結果が得られるので、使い方によっては、面白い結果が得られるのではないでしょうか。
例えば、「蓬莱」を全文検索すると、帚木、絵合、胡蝶、宿木の4帖が出てきますが、このうち、本文でヒットするのは帚木、絵合、宿木の3帖です。胡蝶では本文には現れないのですが、注釈・出典・現代語訳でヒットします。「亀の上の山」というのが遠まわしに蓬莱山を指していることが注釈と出典で説明され(下図)、それを受けて現代語訳では「亀の上の山」を「蓬莱山」と訳しているからです。
ただし、この検索機能は、ひらがなをキーにして検索しようとすると、問題があるようです。この点については、楽天広場の私のページの 2003年9月7日の日記で説明していますので、そちらを参照してください。
なお、HTMLヘルプ形式の再編集版と、通常のHTML形式の再編集版の相違点は以下のとおりです。
HTML形式 | HTMLヘルプ形式 | 説明 | |
---|---|---|---|
表示速度 | ○ | ◎ | HTMLヘルプはあらかじめコンパイルされているので、HTMLよりも高速な表示が可能です。 |
全文検索 | × | ○ | HTMLヘルプファイルには全文検索インデックスが含まれているので、非常に高速な全文検索ができます。 |
表示設定の保存 | ○ | × | HTML形式では表示設定はcookieに約1ヶ月間保存されます。その間は最後の設定が残っています。しかし、HTMLヘルプではcookieが使えないので、ページを読み込むたびに初期設定値に戻ってしまいます。 |
ダウンロードは、 | の「源氏物語の世界 再編集版 一括ダウンロード」プロジェクトから行えます。 |
再編集版で提供している情報をcsv形式に変換してみました。csv形式に変換するメリットは、いろいろなプログラムでデータを読み込んで処理することが出来るようになることです。例えば、Microsoft Accessがあると、csvファイルにリンクすることで、複数のcsvファイルに対して強力な関係演算を使用してデータを検索・加工・整理できます。
また、Microsoft Accessを持っていない人にも使えるプログラムも、比較的簡単に作ることが出来ます。今回は、簡単な検索機能を実現したビューアプログラムと、Jetデータベースエンジンを使った強力な全文検索プログラムをアップしました。
詳細は、こちらを参照してください。
なお、ダウンロードは、 | の「源氏物語の世界 再編集版 一括ダウンロード」プロジェクトから行えます。 |
私は、「あさきゆめみし」と寂聴源氏で源氏物語の良さを知った新参者の一人です。数年前、女房と娘に薦められて少女漫画「あさきゆめみし」を読んだのがことの始まりでした。その後、瀬戸内寂聴さんによる現代語訳の新装本(\1300/冊のもの)が1冊/月のペースで刊行されたのにあわせて、約1年かけて、現代語訳を読みました。
現代語訳を読み終えてみると、次に読んでみたくなるのは、やはり本文です。そこで私は、高千穂大学の渋谷教授が公開しているホームページ「源氏物語の世界」を通じて本文に挑戦してみました。
しかし、実際に挑戦してみると、なかなか長続きしません。内容の難しさもありますが、Webサイトの構成に、改善の余地がたくさんあって、それが気になってしまうのです。
私は、現在、IT系の仕事をしています。Webアプリケーションのプログラミングは私の得意分野のひとつです。「源氏物語の世界」は内容が良いだけに、これを読もうとすればするほど、私だったらこういうときは、こうするという思いが吹き出てくるのです。
そこで、「源氏物語の世界」の内容を、私がより良いと思う形に再編集してみました。このページは、渋谷教授の許可を得て、その再編集結果を公開させていただくものです。わたしと同様に源氏物語の本文に挑戦してみようと思っている方の一助になれば幸いです。
この再編集作業は機械的な作業が多かったので、その部分はJavaスクリプトでプログラムを組んで自動的に実行されるようにしました。その再編集プログラムも、このページで公開しております。
今後、この再編集版は以下のような点を拡張・改善していきたいと考えています。やりたいことはたくさんあるのですが、私一人で、しかも休日のみで作業しているため、遅々として進みません。申し訳ありませんが、気長にお待ちください。また、作業を応援していただける方、いらっしゃいましたらご連絡ください。大歓迎いたします。
なお、ここには、作業量的に見て私一人では実現困難と思われるものも挙げることにします。将来、ひょっとすると、誰かが応援してくれるかもしれませんし、あるいは、誰かが代わりにこの課題を解決して結果を公開してくれるかもしれません。そういった将来の幸運を期待して、とりあえず、作業量的に困難でも、技術的に不可能でないものは、ここに挙げておこうという考え方です。
項目 | 内容 | 現在の状況 |
---|---|---|
本文とローマ字版を付き合わせてルビをふる。 | 本文を読んでいると、時々、読み方の分からないものが出てきますよね。それから、ローマ字版を覘いててみると、意外な読み方をしているものに気づくことがあります。しかし、ローマ字というのは日本人には読みにくいもの。なかなか、ローマ字版をチェックしてみようという気にはなりません。そこで、このローマ字版をひらがな版に変換し、これと本文をつき合わせてルビを抽出しようと考えています。もちろん、通常はルビなしで表示し、必要なときにだけ表示設定を変えてルビを表示できるようにする予定です。 | 現在、ひらがな版を作るところまで終了しました。ひらがな版はXML形式の再編集版の一部としてアップしています。 最終的には、XML形式の再編集版で、現在の「与謝野晶子訳のルビ」と同様な扱いで「本文のルビ」として追加したいと考えています。 |
与謝野晶子の全訳源氏物語も、本文と対照して読めるようにする。 | 全訳源氏物語は古典総合研究所のホームページで全文を公開してくれています。このページから各帖のテキストをダウンロードして、本文と突合せ、左右対称表示できるようにしたいと考えています。 渋谷教授の訳のように完全に対応するわけではないようですが、ちょっと試してみた限りでは、かなり良く対応するように思います。 対応付けにあたっては、渋谷教授の章・段・行の分け方に合わせます。全訳源氏物語では行の途中でも、渋谷教授の本文などで行が分けられている場合は、そこで文章未完のまま改行します。(このため、「、」で終わった未完の行が所々に出てきます。) なお、対応付けに使用したテキストは、最初の5帖は古典総合研究所のテキストを使用しましたが、他の帖は青空文庫のテキストを使用します。青空文庫のテキスト では、古典総合研究所のテキストをベースに、底本の角川文庫の「全訳源氏物語」についていたルビが追加 され、JIS第2水準までに入っていない漢字は外字として<IMGタグ>で実現されています。 |
以下の各帖について実施したのでアップしました。
このうち第2部は若林貴幸さんのご協力により実現しました。若林貴幸さん、どうもありがとうございました。 与謝野晶子訳、他の帖も若林貴幸さんのご協力により、本文や渋谷栄一訳との突合せは終了しており、最終確認だけが残っている状態です。これらについても、最終確認が終わり次第、アップ致します。 なお、与謝野晶子訳が追加された帖では、各ページの先頭の「表示設定」に「与謝野晶子訳」のチェックボックスが追加されており、これをチェックすると、現代語訳とローマ字版の間に与謝野晶子訳が表示されます。 |
他の現代語訳を本文と対照して読めるようにする。 | 次に著作権が切れる著名な現代語訳は谷崎潤一郎氏の訳でしょう。氏は生涯に3度現代語訳をかかれていますが、やはり、最後に書かれた「新々
訳 源氏物語」が一番読みたいですね。この訳は2015年に著作権の保護期間が満了します。待ち遠しいですが、その頃には私も定年を過ぎて自由時間が増えているはずなので(生きていればですが)、これを本文と対照して読めるようにしたいと考えています。
この訳は、その序に書かれている翻訳のポリシーから見て本文と非常に良く対応しそうです。実際、ちょっと試した限りでは、良く対応しています。それに注釈も数多く付され、別巻には多くの魅力的な資料が収録されているので、非常に興味のある現代語訳です。 これ以外の現代語訳は著作権が相当先まで有効なので、事実上、著作権者や出版社の了解なしには勝手には使えません。しかし、それを承知の上であえて言わせていただくなら、今、私が、一番、本文と対照させたい訳は、実は瀬戸内寂聴氏の訳です。この訳も、翻訳のポリシーから見て本文と対応させやすそうですし、実際、ちょっと試した限りでは、良く対応しています。 それに、この手の本文に忠実な訳の中では、一番読みやすく、分かりやすいですね。これを本文と対照できれば、源氏物語を学ぶものにとっては、非常に強い味方になると考えています。 |
XML形式の再編集版では、新たな現代語訳などを簡単に追加できるようになりました。 現在、オリジナルな訳を提供してくれる人を募集中です。 |
本文中で使用される「女」「宮」などの呼称が具体的に誰を指すのかを調べてポップアップ表示する。 | 渋谷教授は各帖の登場人物毎に、どのような人か、どのように呼ばれているかを整理してくれています。再編集版では、これを細目次ページの先頭で登場人物の一覧として表示しました。しかし、これが一覧表ではなく、注釈のようにツールチップで表示されたらなあと感じたことはありませんか?
特に全文検索結果から入ってきたときなど、前後の筋が良く分からないので、「女」とか「宮」とか言われても、すぐには分からないことがあります。注釈や現代語訳で、これらの呼称が誰を指すのかを示されている場合もありますが、そうでない場合も少なからず存在し、そのような場合に、この呼称が誰を指すのかをツールチップで表示されたらいいなと感じます。 そこで、このような呼称の登場箇所をすべて洗い出し、その一つ一つについて、具体的に誰を指すのかを調べ、最終的には、その結果をツールチップで表示しようというのが、この課題です。 現在、以下のようなアプローチを考えています。 @各帖の登場人物一覧の呼称を頼りに、プログラムで機械的に登場箇所を洗い出してCSVファイルに出力します。 Aこのプログラムでは、機械的に抽出された登場箇所一覧の誤りを訂正するための仕掛けも提供します。現在、別のCSVファイルで訂正情報を入力し、登場箇所一覧を出力するときに、この訂正情報を反映して、正しい登場箇所一覧を出力することを考えています。 B全文検索プログラムで登場箇所一覧を読み込み、その内容を検証するのに役立つ検索機能などを提供する。 Cこれらの機能を使って、登場箇所一覧の内容を一つ一つ検証し、誤りがあれば、その訂正情報を作成する。 D正しい登場箇所一覧が出来上がったら、それに基づいて登場人物の情報をツールチップで表示するよう、再編集プログラム(HTML版)を拡張する。 |
@〜Bのプログラムは一通り、作成しました。
これを使って、第1帖 桐壺〜第5条 若紫と第47帖 総角について、Cの作業を終えたところです。
その作業結果は、これまで、CSV形式の再編集版にアップしていましたが、今後は、XML形式に移行して、継続したいと考えています。
|
縦書きのサポート | HTML形式やHTMLヘルプ形式の再編集版ではIEが縦書きをサポートしてくれないので実現困難ですが、CSV形式の再編集版なら2つのアプローチがありそうです。
アプローチ2の方が処理は高速になりますが、プログラムは大きくなり、しかもWord 2002以降が前提になります。操作性もアプローチ2の方がよさそうに見えますが、アプローチ1でも似たような操作性にすることはできます。WSH(Windows Scripting Host)でWordがサポートされているので、WSHで全文検索し、Wordを起動して結果を差込印刷するのです。どちらも、全文検索プログラム上では、「検索結果をWordで縦書き表示する」というチェックボックスをチェックするだけで実行できるようになります。 |
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本文の朗読 | 源氏物語は女房が中宮彰子に読んで聞かせることを想定して書いているから、耳で聞いただけでも理解しやすいように書かれているそうです。このため、源氏物語の鑑賞法のひとつとして、誰かに本文を朗読してもらい、これを耳で聞きながら場面を想像する、よんでもらう音読を推奨される研究者の方がいます。このような鑑賞法は、古典に関するかなり深い知識がないと難しいかもしれませんが、私のような初心者にとっても、本文を目で追いながら朗読を聞くことで、意外なところで、読み方の勘違いを発見したり、発音方法の微妙な違いに気づかせてもらったりして、得るところが少なくありません。
このように、本文の朗読を聞くというのは、初心者から上級者まで有効な鑑賞法のひとつのようですが、現時点では、本文の朗読を収録したメディアは見当たりません。 そこで、HTML形式の再編集版で本文の朗読を収録し、必要に応じて、行単位、段落単位、章単位、または帖全体の朗読を再生できるようにしたいという思いがあります。 この朗読のアプローチは2通りあります。 (1)ローマ字版があるので、これを音声合成ソフトウェアに入力すれば、比較的簡単に朗読させることができると思われます。しかし、単純にこれをやると、棒読みになってしまい、朗読としての価値はあまり無いのではないとも考えられます。人間の朗読に近づけるためには、抑揚やテンポなどを微調整する必要があると思われ、そのデータの入力には相当な作業量が必要になるかもしれません。ひょっとすると、単純に人間が朗読して録音してしまった方が早いということにもなりかねません。 (2)人手によって朗読する方法です。技術的に難しいところはありませんが、全54帖をすべて朗読しようとすると、相当な作業量になります。 |
源氏物語の中で、一番、朗読を聴いてみたいところは、やはり、和歌ですね。全部で八百首弱の和歌がありますが、まず、手始めに、これを朗読してくれる人を募集中です。
和歌を朗読した音声ファイルができれば、それは、XML形式の再編集版に簡単に追加できる見込みです。 |
すべての注釈を本文と相互リンクする。 | 渋谷教授は全部で22065件の注釈を書いてくれています。再編集版では、その注釈のほとんどについて本文との間で相互リンクしましたが、一部(1615件)の注釈は本文との対応がとれず、リンクされていません。理由は、注釈の見出しが本文と微妙に違っているため対応が取れなかったものです。たとえば、送り仮名の違いや漢字・かなの違いなどです。この残りの注釈もリンクするには、以下のアプローチがあります。
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(完了) @の方法で作業し、2004/6/19に完了しました。ただし、以下の3件だけは、本文に対応する注釈が見つからなかったため、修正していません。
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全文検索機能を追加する。 | これまで、第二サイトでCGIを使って全文検索機能を追加したいと考えていました。しかし、以下の理由から、これは見送ることにします。
代わりに、源氏物語の世界 再編集版で提供している情報をxml形式やcsv形式などのプログラムで処理できる形式に変換し、専用の検索プログラムを作って全文検索できるようにします。 |
(完了) 源氏物語の世界 再編集版で提供している情報をcsv形式に変換し、これを使った全文検索プログラムを作成しました。 |
ファイルを小さく分割する。 | 現在、再編集版の各ページは1帖/ファイルになっていますが、これを、1章/ファイルか、1段落/ファイルに分割したいと考えています。ブラウズ用には1章/ファイル程度が便利そうですが、全文検索機能では、検索結果はページ単位に整理されるので、1段落/ファイルの方が便利そうです。 |
(完了) 第二サイトのHTML形式の再編集版のみ対応しました。目次で章名は1章/ファイルに、段落名は1段落/ファイルにリンクしました。従来どおりの1帖/ファイルのものはツリービュー目次の「全体」からリンクされています。 |
閲覧者による書き込みができるようにする。 | 第二サイト限定になりますが、閲覧者が、任意の章・段落・行・注釈に対してコメントを書き込みできるようにしたいと考えています。各表の右端にコメント欄を設け、そこにHTMLでコメントを書き込めるようにするのです。関連ページへのリンクや意見などを書き込んでもらえたらいいなと思っています。 |
最近、ココログなどのblogサイトで使われている「トラックバック」という技術を使って、これを実現することを検討しています。 2004/5/18に楽天広場でトラックバックがサポートされたのをきっかけに考え始めたのですが、使ってみると、セキュリティ上の問題も多いことがわかり、その対策方法を含めて現在検討しています。 |
私が公開するページの紹介です。
分類 | リンク | 説明 | ||
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再編集版 | 第二サイト | HTML形式の再編集版 全54帖 をブラウザで閲覧できます。 | ||
一括ダウンロード 再編集プログラム |
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源氏物語の世界 再編集版の3つの形式(HTML形式、HTMLヘルプ形式、CSV形式)のファイルを、一括ダウンロードできる圧縮形式でアップロードしました。 HTML形式のファイルには再編集プログラムも入っています。 |
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兄弟ページ紹介 |
山岳写真の部屋 最終更新日: ![]() |
今から20年以上前、私がまだ若かったころ、北アルプスや南アルプスなどの中部山岳地帯の多くの山に登ってきました。そのときの写真が1000枚程度残っています。山行は単独行が多かったため、自分が写っている写真は極めて少なく、そのほとんどが風景写真です。 最近、この写真のうち、ネガフィルムが残っているものの一部をスキャンしたので、その写真をここに掲載したいと考えています。まだ、槍ヶ岳の写真だけですが、今後、少しずつ増やしていきたいと考えています。 |
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KNOPPIX実験室 最終更新日: |
KNOPPIXはLinuxの1つで、CDからブートするだけで簡単に使えるLinuxです。便利なので、これをサポートするための実験を行って、その結果をアップしています。技術的な内容が中心になっています。 | |||
mywkfmnrのホームページ | 楽天広場に開設した私のホームページです。今後、このページの日記を充実させていくつもりです。 | |||
jooxさんによる源氏物語の解説記事一覧 | 楽天広場にも「源氏物語の世界」というタイトルのサイトがあります。jooxさんが開設しているサイトです。 jooxさんは慶安3年(1650)刊の「源氏物語」を個人で所蔵しているそうで、その中から、毎日1ページずつ取り上げて解説したものを、日記としてアップしてくれています。これは非常に参考になります。 そこで、私は、このjooxさんの解説を当サイトの本文と対応をとりながらじっくりと読ませていただき、対応が取れたものは、このページにアップすることにしました。当面は一覧表形式でアップすることになりますが、いずれは、再編集版の本文や細目次からもリンクしたいと考えています。 |
リンク | 著者 | 私にとっての魅力 |
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源氏物語の世界 | 渋谷栄一 (高千穂大学) |
本サイトで使用した源氏物語の本文、注釈、現代語訳、ローマ字版などのオリジナル版を提供するページです。 |
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小池笑芭 |
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古典総合研究所 | 上田英代 |
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青空文庫 紫式部の作品リスト |
光の君再興 プロジェクト |
青空文庫は著作権の切れた多くの文学作品を電子化して公開してくれているサイトです。 |
源氏物語の世界 | joox |
楽天広場に開設されたサイトです。日記が凄い。慶安3年(1650)刊の「源氏物語」を所蔵しているそうで、その中から、毎日1ページずつ取り上げて解説したものを、日記としてアップしてくれています。 |
光る君の物語 私説・源氏語り |
ykhnmy |
これも楽天広場にサイトを持っている「楽天ぱんだpandaパンダ」さんの、もう一つのサイトです。楽天広場では時事問題やパンダについてなど軽くて親しみ易い内容を扱われていますが、こちらのサイトでは、ykhnmyのペンネームで源氏物語に関する長年の研究で培われた持論を、私のような初心者にも分かり易く解説してくださっています。 |
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黒羽 快斗 |
源氏物語関連の面白企画満載。かなり遊べます。 |
2006/1/7
- 第一サイトにHTML形式の再編集版のすべての帖をアップしました。2005年10月からDIONの割当WEB容量が20MB⇒100MBに増えたため、可能になったものです。
今後、第二サイトは、XML形式の再編集版のサイトにする予定です。- 源氏物語の第1部の第6〜33帖に与謝野晶子訳を追加しました。 ただし、第13〜33帖は最終確認作業中の暫定版のままアップしました。2005年12月からこの作業が止まっていて、なかなか進まないためです。
この結果、暫定版も含めれば、全54帖に与謝野晶子訳がそろったことになります。このうち第6〜46帖と第49〜54帖は若林貴幸さんのご協力により実現しました。若林貴幸さん、どうもありがとうございました。- HTML形式の再編集版は、FireFox 1.5とNetscape 7.1でも使用できるようになりました。単に表示できるだけでなく、表示設定も動作します。 ただし、どちらのブラウザもルビ(RUBYタグ)は未サポートのため問題があります。FireFox 1.5では、サードパーティによるRUBYタグの拡張機能があり、それをインストールすると、ルビも正しく表示されますが、表示設定の「ルビ」のチェックを消しても、ルビは表示されたままです。 Netscape 7.1では、ルビ機能がないため、読みはカッコ付きで右に表示されますが、表示設定の「ルビ」のチェックを消すと、カッコ付きの読みは消えます。
2005/12/1
- IPAの未踏ソフト事業に提案していた「源氏物語の鑑賞支援ツール」の継続テーマが採択されました。
2005/10/15
- 源氏物語の第3部の第42〜46帖と第49〜54帖に与謝野晶子訳を追加しました。この結果、第2部(第34〜41帖)と第3部 (第42〜54帖)は、すべて、与謝野晶子訳がそろったことになります。
これらは若林貴幸さんのご協力により実現しました。若林貴幸さん、どうもありがとうございました。- 与謝野晶子訳は、残りの帖(第6〜33帖)も若林貴幸さんのご協力により、本文や渋谷栄一訳との突合せは終了しており、最終確認だけが残っている状態です。これらについても、最終確認が終わり次第、アップ致します。
2005/8/31
- 第二サイトからCSV形式の再編集版のダウンロードファイルを削除しました。CSV形式のダウンロードはsourceforge.jpのgenjiの「源氏物語の世界 再編集版 一括ダウンロード」から行います。
2005/8/29
- 「源氏物語の鑑賞支援ツール」(IPAの未踏ソフト事業に採択され たテーマ)で作成したXML形式の再編集版を第二サイトにアップしました。
- 源氏物語の第2部(第34帖若菜上〜第41帖幻)と第48帖早蕨に与謝野晶子訳を追加しました。このうち第2部は若林貴幸さんのご協力により実現しました。若林貴幸さん、どうもありがとうございました。
- 与謝野晶子訳は、他の帖も若林貴幸さんのご協力により、本文や渋谷栄一訳との突合せは終了しており、最終確認だけが残っている状態です。これらについても、最終確認が終わり次第、アップ致します。
2005/6/21 「源氏物語の鑑賞支援ツール」(IPAの未踏ソフト事業に採択され たテーマ)でやろうとしていること(目標と現状)を整理してこちら(第二サイト内のページ)にアップしました。
2005/2/11
- sourceforge.jpのgenjiプロジェクトで一括ダウンロードできるようになったため、第二サイトでのダウンロード(HTMLヘルプ形式の再編集版、再編集プログラム)は終了しました。CSV形式の再編集版と全文検索プログラムのダウンロードも、解説ページをsourceforge.jpに移行でき次第、終了する予定です。今後、第二サイトは、HTML形式の再編集版のページにしようと考えています。
2005/2/2
- sourceforge.jpに申請していたgenjitoolプロジェクトが承認されました。
2005/1/31
- sourceforge.jpのgenjiプロジェクトは、「源氏物語の世界 再編集版」の一括ダウンロードのためのプロジェクトに変更し、新たに、IPAの未踏ソフト事業に採択された「源氏物語の鑑賞支援ツール」のためのプロジェクトとしてgenjitoolプロジェクトを登録申請しました。
2005/1/16
- IPAの未踏ソフト事業に採択されたことを、このページと、楽天広場の私の2005年1月15・16日付の日記でアナウンスしました。
2005/1/15
- sourceforge.jpのgenjiプロジェクトに、源氏物語の世界 再編集版の3つの形式(HTML形式、HTMLヘルプ形式、CSV形式)のファイルを、一括ダウンロードできる圧縮形式でアップロードしました。内容は2004年10月30日付のCDROM版とほぼ同じです。
https://sourceforge.jp/projects/genji- これに伴い、CDROM版の取り扱いを終了しました。
2005/1/10
- sourceforge.jpに申請していたgenjiプロジェクトが承認されました。
2005/1/8
- 源氏物語の鑑賞支援ツールの開発・整備を、多くの人と共同で推進できる環境を整備するため、sourceforge.jpにgenjiプロジェクトの登録を申請しました。
2004/11/19
- IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)の未踏ソフトウェア創造事業に私が提案した企画「源氏物語の鑑賞支援ツールの開発・整備」が採択されました。
2004/10/27
- CSV形式の再編集版の登場人物関係のCSVファイルに第5帖若紫の情報を追加しました。
2004/9/30
- IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)の未踏ソフトウェア創造事業に「源氏物語の鑑賞支援ツールの開発・整備」を提案申請しました。
2004/9/21
- 第47帖総角について、与謝野晶子の現代語訳も対称表示できるようにしました。
- CSV形式の再編集版の登場人物関係のCSVファイルに第47帖総角の情報を追加しました。
- 今後の課題を2件追加しました。これらは、作業量的に見て私一人では実現困難と思われますが、今後は、このようなものも、私にとってやりたいことであれば、挙げることにしました。
2004/8/7
- 全文検索プログラムの検索条件項目に「登場人物」を追加しました。本文に特定の登場人物が登場する行を検索したり、登場箇所をマークしたりできるようになりました。
- 全文検索プログラムの検索対象に「本文(登場人物付)」、「登場人物」、「登場人物(呼称)」、「登場人物(備考)」が追加されました。
- 検索結果の左端の帖番号、章番号、段番号、にマウスカーソルをとめると、その帖名、章名、段落名をツールチップで表示されるようになりました。
- CSV形式の再編集版に、これらの登場人物関係のCSVファイルを追加しました。ただし、これらのCSVファイルの内容のうち、調査・整備が終わっているのは、第1帖桐壺〜第4帖夕顔までのみです。
- CSV形式の再編集版の解説ページに、上記の内容の解説を追加しました。
2004/7/15
- CSV形式の再編集版に登場人物一覧のCSVファイルperson.csvを追加しました。
- CSV形式の再編集版のtext.csv、version.csv、romaji.csv、yosano.csvから行末の「<BR>」を削除しました。なお、行の途中にある「<BR>」は、そのまま残っています。
2004/7/14
- 「★」が表示されていた注釈のリンク切れをすべて対策しました。このうち、注釈と出典・校訂が競合していたものの打ち、注釈見出しの中に出典・校訂の見出しが含まれるもの(9割がたこれ)については、出典・校訂のリンクを解除して、変わりに注釈へのリンクを張り、その後ろに出典・校訂へのダミーのリンク(見出しが「★」)を挿入するようにしました。(HTML形式、HTMLヘルプ形式、CSV形式)
- 再編集プログラムを上のリンク切れ対策版V1.62に更新しました。
2004/7/12
- これまで、表示設定を変更しても、それが印刷や印刷プレビューには反映されませんでしたが、これを反映されるように修正しました。(HTML版、HTMLヘルプ版)
- 表示設定の右に「全画面」ボタンを追加しました。このボタンを押すと、左側の目次フレームが無くなり、右のフレームに表示されていた内容がウィンドウ全体に広がって再表示されます。
- 上記修正に伴い、第二サイトはほとんど総入れ替えに近い状態になりましたが、この入れ替え作業中、更新されたページが正しく表示できない状態になっていたこと、お詫びいたします。これは、この入れ替え作業のファイルアップロード順序の関係で、最初のHTMLページが更新されてから最後のスクリプトが更新されるまでに、1時間半程度の時間差が生じたために、その間、更新されたページが正しく表示できない状態になっていたことによるものです。
2004/7/11
- 再編集プログラム V1.61を第二サイトにアップしました。
- 「源氏物語の世界」(オリジナル)の全ファイルをダウンロードしなおし、現在の再編集版のマスタファイルと付き合わせたところ、text10.htmlが更新されていることが判明したため、その更新を反映しました。
- また、このとき、ローマ字版の挿絵のリンクが、すべて一律に、相対パスから絶対パスに変更されていることが判明したので、相対パス・絶対パスのどちらでも処理できるよう、再編集プログラムを修正しました。なお、手操作で一箇所以上修正した修正版ファイルは、依然として相対パスを使用しているため、比較結果リストには、相対パス・絶対パスの違いも抽出されます。
2004/7/4
- 現在、オリジナルのファイルを手操作で一箇所以上修正した場合、修正版のファイルを第二サイトアップしていますが、具体的な修正内容を明確にするため、この修正版とオリジナルを比較した結果もアップしました。
第二サイト(HTML形式)の細目次ページの右上の「オリジナルへのリンク」からリンクしています。(全118ファイル)- 比較結果をチェックしたところ、不適切な修正をしていたところに気づいたので、適切な形に修正しました。(21ファイル修正) 特に、<HR>タグについては、修正版ファイルを直接ブラウザで開いたときに問題があるので、使用せず、<BR>タグに変更しました。これに伴い、1つの見出しに複数の注釈がついているときに表示されていた注釈間の区切りの水平線は表示されなくなりました。
- CDROM版での修正内容(2004/6/27の記述参照)と、上記の修正内容を第二サイトのHTMLヘルプ形式とCSV形式の再編集版にも反映しました。
2004/6/27 CDROM版にて、以下の対策を実施しました。
- 一連のリンク切れ対策結果をHTMLヘルプ形式とCSV形式の再編集版にも反映しました。また、「★」が表示されているリンク切れのうち、ごく一部ですが、簡単に対策できるものがあったので、対策しました。
- 全文検索プログラムで、検索結果に注釈が表示されるとき、注釈見出しに対応する本文を薄黄色でマークしますが、見出しと完全に一致しないとマークされないようになっていたものを、HTML版の注釈リンク同様、句読点や引用符の有無程度の違いであればマークされるよう改善しました。
- HTMLヘルプ版は、これまで、章ごとのファイルと段ごとのファイルが両方が入っていましたが、段ごとのファイルのみを入れるように変更しました。これらは、内容的には重複しており、検索すると、章ごとのファイルと段ごとのファイルの2箇所ずつヒットするのは、返って使いづらいと考えるようになったためです。
- CSV形式の再編集版で、csvファイル中に残っていたHTMLタグを<BR>と<HR>を除き、すべて削除しました。
(<BR>と<HR>については、意図的に使っているところがあるので、残してあります。)
これに伴い、「html.csv」は不要と考え、削除しました。- CDROM版で、挿入時に自動的に開くのは、これまでは、HTML版でしたが、これを全文検索プログラムに変更しました。これに伴い、全文検索プログラムの画面を、CDROM版のホーム画面としても相応しいものに変更しました。HTML版やHTMLヘルプ版は、この画面の上部に追加したボタンをクリックして開くことができます。
2004/6/19
- 第二サイトのHTML版の第50帖東屋から第54帖夢浮橋について、注釈のリンク切れの内、注釈一覧のリンク欄に「−」または「☆」が表示されていたものを修正しました。「★」が表示されているものについては未対策です。また、第50帖東屋の「−」と「☆」には、各1件ずつ合計2件の未対策があります。
- 注釈の順序が前後していたものは、あれば、正しい順序で並ぶように修正されているはずです。
- 一連の注釈リンク切れ対策によって、オリジナルのファイルを手操作で修正した部分もかなり多くなってきました。その修正の多くは誤字などの単純なものですが、注釈見出しの修正だけでなく、本文やローマ字版などについても少なからず修正しています。そこで、このような修正したファイルも第二サイトにアップし、細目次ページの右上の「オリジナルへのリンク」からリンクするようにしました。
2004/6/13
- 第二サイトのHTML版の第42帖匂兵部卿から第49帖宿木までについて、注釈のリンク切れの内、注釈一覧のリンク欄に「−」または「☆」が表示されていたものを修正しました。「★」が表示されているものについては未対策です。注釈の順序が前後していたものも、あれば、正しい順序で並ぶように修正されているはずです。
2004/6/12
- 第二サイトのHTML版の第34帖若菜(上)から第41帖幻までについて、注釈のリンク切れの内、注釈一覧のリンク欄に「−」または「☆」が表示されていたものを修正しました。「★」が表示されているものについては未対策です。
- これらの帖の中に注釈の順序が前後していたものも、あれば、正しい順序で並ぶように修正されているはずです。根拠は、2004/5/5と同じプログラムを使っているからというだけですが、具体的に、どこが修正されたかは今後確認する予定です。
2004/5/29
- 今後の課題の記述を見直し修正しました。
- 「源氏の部屋」の移転に伴い、リンクを修正しました。
2004/5/5
- 第二サイトのHTML版の第1帖桐壺から第33帖藤裏葉までについて、注釈の順序が前後していたものについて、正しい順序で並ぶように修正しました。特に、1段落内で注釈見出しと同じ言葉が複数回現れる場合、さらにいくつかの条件が成立すると、注釈のリンクが誤って設定される場合がありましたが、注釈の順序を考慮することで、正しくリンクされるようにしました。これにより、第1帖から第33帖までのリンクのうち数十件のリンクが是正されたようです。第34帖以降については、今後、注釈のリンク切れ対策と一緒に対策します。
2004/5/4
- 第二サイトのHTML版の第26帖常夏から第33帖藤裏葉までについて、注釈のリンク切れの内、注釈一覧のリンク欄に「−」または「☆」が表示されていたものを修正しました。「★」が表示されているものについては未対策です。ただし、第25帖梅枝の「☆」のうちの1件は未対策です。
2004/5/3
- 第二サイトのHTML版の第17帖絵合から第25帖蛍までについて、注釈のリンク切れの内、注釈一覧のリンク欄に「−」または「☆」が表示されていたものを修正しました。「★」が表示されているものについては未対策です。
2004/3/30
- 第二サイトのHTML版の第13帖明石から第16帖関屋までについて、注釈のリンク切れの内、注釈一覧のリンク欄に「−」または「☆」が表示されていたものを修正しました。「★」が表示されているものについては未対策です。
- 2004/3/28の修正で一部対策できなかった原因が判明し、すべて対策されるようにしました。(リンク欄に「−」または「☆」が表示されていたものが対象)
2004/3/28
- 第二サイトのHTML版の第1帖桐壺から第12帖須磨までについて、注釈のリンク切れの内、注釈一覧のリンク欄に「−」または「☆」が表示されていたものの大部分を修正しました。「★」が表示されているものについては未対策です。なお、一部対策できていないものがありますが、それについては調査中です。
2004/3/9
- 全文検索プログラム(CSV形式の再編集版)で「本文(注釈付)」を指定して検索したときの動作を以下のように変更しました。
(変更前)注釈の付いている行だけを対象に検索していました。注釈の付いていない行に該当箇所があっても検索されませんでした。
(変更後)全ての行を対象に検索し、結果に対して、注釈があれば付加するように変更しました。これにより、注釈の付いていない行内の該当箇所も検索されるようになりました。- 「本文(出典付)」「本文(校訂付)」についても、同様に変更しました。
- jooxさんによる源氏物語の解説記事一覧を第二サイトに移動し、拡充しました。
2004/1/9
- 昨日、HTMLヘルプ形式の再編集版をアップしたとき、第34帖 若菜上だけはアップできませんでしたが、このとき、元の第34帖 若菜上のファイルは削除されてリンク切れを起こしていたので、元のファイルをアップしなおしました。(掲示版でのYさんのご指摘により、気付きました。Yさん、ありがとうございました。)
- 第二サイトにあるHTMLヘルプ形式の再編集版のダウンロードページをフレームから外しました。フレーム内にあると、Internet Explorerなどのロボット機能(オフラインブラウズ機能)を使って一括ダウンロードしようとするときの障害になるためです。(この変更は2003/6/6にも行っていますが、2003/10/25の変更で、再び、フレーム内に戻ってしまっていたため、再度、変更するものです)
- トップページ(このページ)での著作権表示に渋谷教授の著作権表示を追加しました。トップページだけを単独で考えれば私の著作権表示だけでよいはずですが、このページの著作権表示は、サイト全体の著作権を総括した表示であると捉えられる可能性が高いため、このように変更しました。
2004/1/8
- HTMLヘルプ形式とCSV形式の再編集版を最新状態に更新しました。ただし、第34帖 若菜上だけは、buttobi.netのファイルサイズ制限(1.5MB以下)に抵触するため、更新されていません。
- 当サイトのオリジナルCDROMが出来ました。その旨を「お知らせ」でアナウンスしました。
2004/1/7
- ローマ字版を表示する設定にしているとき、ローマ字版のタイトル(帖名、副題、章名、段名)に、一部、日本語のタイトルが表示される場合があった問題を対策しました。ただし、まだアップしていません。次回のHTML版の総入れ替え(近日予定)の時にアップされます。
- csv形式の再編集版の英語目次ファイル(mokujiEnglish.csv)にあった同様な問題と、その他の不備を対策しました。
2004/1/5
- 第5帖 若紫の校訂18と校訂34を校訂として認識できなかった問題を修正しました。
- csv形式の再編集版でtext.csvに<A>タグが残っているものが数箇所あったので、この<A>タグが残らないように対策しました。
- 「源氏物語の世界」(オリジナル)の全ファイルをダウンロードしなおし、現在の再編集版のマスタファイルと付き合わせたところ、以下のファイルが更新されていることが判明したため、その更新を反映しました。
text01.html note01.html version01.html roman01.html
text02.html note02.html version02.html roman02.html
text03.html note03.html version03.html roman03.html
note13.html
note18.html
text37.html
text46.html version46.html- csv形式の再編集版も、上記の修正版に入れ替えました。
2004/1/4
- 第5帖 若紫の細目次と本文がずれていたので修正しました。12/6に第5帖 若紫を更新したときに、本文のみを更新して細目次を更新し忘れたことが原因でした。
- 第5帖 若紫の本文と與謝野晶子訳がずれていたので修正しました。12/6に第5帖 若紫を更新したとき、新しいver.1-3-1では行の分け方がわずかながら変わっていたのですが、これに気付かず、與謝野晶子訳の行の分け方を変えずに再編集プログラムを実行したことが原因でした。
2003/12/6
- 第5帖 若紫 を2003/9/24付けの新しいver.1-3-1をベースにしたものに更新しました。
- 出典の引用文の中で全角の括弧「(」「)」が使われていると、複数の出典の記述があるものと誤認していましたが、この括弧が読みを表している場合はルビに、そうでない場合は半角の括弧に変更することで、誤認しないように対策しました。(12 須磨、34 若菜上、35 若菜下、37 横笛、44 竹河、46 椎本、47 総角、50 東屋、51 浮舟、52 蜻蛉、53 手習)
- csv形式の再編集版も、上記の修正版に入れ替えました。
2003/11/30
- csv形式の再編集版のダウンロード用に紹介(リンク)していた+lhacaは、肝心のtbz形式がサポートされていない古いバージョン(0.73)でした。tbz形式がサポートされた+lhacaの新しいバージョン(1.18)はlhacaデラックス版というホームページ名(プログラム名は+lhacaのまま)でアップされていたので、リンクを、このデラックス版に変更しました。
2003/11/26
- 第二サイトの本文や細目次のページにある挿絵を以下のように変更しました。
変更前 2003年2月頃に「源氏物語の世界」からダウンロードしたローマ字版の挿絵
=2003/11/26現在の「源氏物語の世界」のローマ字版の挿絵変更後 2001年9月頃に「源氏物語の世界」からダウンロードしたローマ字版の挿絵
- この変更に至る経緯などを楽天広場の私のサイトに2003/11/27の日記としてアップしました。
- この変更の根拠になる挿絵比較のページはこちら。
2003/11/24 全文検索プログラムの検索結果に、以下のものを追加しました。
- jooxさんの日記による解説記事がある行が含まれている場合、その行の右端に解説記事へのリンクが表示されるようにしました。
- 章番号、段番号、行番号から、第二サイトの対応する章・段・行へのリンクを追加しました。
- 帖番号から、第二サイトの対応する帖の細目次ページへのリンクを追加しました。
2003/11/20
- 全文検索プログラムで前提にしているMDACとJet 4.0はWindows Meにも標準でインストールされていることが分かったので、その旨を反映しました。
2003/11/18
- csv形式の再編集版で全文検索をサポートしました。
この全文検索では、検索対象に本文だけでなく、現代語訳や與謝野晶子訳、ローマ字版、さらには注釈、出典、校訂、和歌などを指定して検索できるので、応用範囲が広がります。
また、検索結果は本文、現代語訳、與謝野晶子訳、ローマ字版が対照表示されます。検索対象に注釈、出典、校訂を指定した場合は、その検索対象も対照表示されます。- 今後の課題の一覧表に本件を反映しました。
2003/11/8
- 今後の課題のうち、「全文検索機能を追加する。」のアプローチを変更しました。CGIによるオンライン全文検索は見送り、csv形式などに変換して専用プログラムで全文検索するアプローチに変更したものです。
- これに伴い、HTML形式の再編集版で提供している情報をcsv形式に変換してアップしました。
- また、このcsvファイルを使って簡単な検索機能をサポートしたビューアプログラムもアップしました。
- 今後、このcsvファイルを使ったプログラムを追加・整備していくつもりです。
- 反面、HTML形式での一括ダウンロードを終了しました。代替として、csvファイルからHTMLファイルを作成するプログラムを近日作成したいと考えています。
2003/11/1
- 第二サイトのURL変更に伴う修正。
- 「お知らせ」を追加
2003/10/29
- 第一サイトのHTML版の本文は最初の帖(桐壺)だけに変更しました。これは、容量不足に悩む兄弟サイト「KNOPPIX実験室」の割り当て容量を増やすためです。
2003/10/25
- 与謝野晶子の全訳源氏物語も、本文や渋谷教授の訳文と対照して読めるようにしたバージョンは、これまで、第一サイトのHTML版にのみアップしていましたが、第二サイトのHTML版にもアップしました。ただし、現状では、まだ最初の5帖(桐壺、帚木、空蝉、夕顔、若紫)のみです。また、第一サイトの一括ダウンロード版と第二サイトのchm版は未対応です。
- 第二サイトの細目次ページに絵入り源氏物語の挿絵を追加しました。
- HTMLヘルプ版のダウンロードページへのリンクは、2003/9/15に第二サイトのトップページから、第二サイトのツリービュー目次に移動したとき、リンク先を誤って設定していたため、事実上、ほとんどのchmファイルはダウンロードできない状態になっていましたが、これを正しいリンク先に修正しました。
2003/10/22
- jooxさんによる源氏物語の解説記事一覧を楽天広場の私のサイトから当サイトに移動しました。楽天広場の制限(ページ記述量<全角20000文字以下)に抵触してアップできなくなったためです。
2003/9/25
- 迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記方法を変更しました。
2003/9/15
- 第一サイトと第二サイトのトップページを一本化しました。
- HTMLヘルプ版のダウンロードページへのリンクは、第二サイトのトップページから、第二サイトのツリービュー目次に移動しました。
- 第二サイトのツリービュー目次にランダムジャンプ機能を追加しました。
- 第一サイトで第5帖以降の本文にアクセスされたときに表示されるダミーページでは、メッセージボックスが表示されて[OK]を応答すると第二サイトの対応する帖の細目次ページに移動するようにしました。
- dionの掲示板は閉じ、楽天広場の掲示板に統合しました。
2003/9/5
- 楽天広場に私のホームページを開設したので、兄弟ページとして紹介しました。このサイトには私の日記をアップしていきます。
- お気に入りに青空文庫の「与謝野晶子 新訳源氏物語」と、楽天広場で見つけたjooxさんの「源氏物語の世界」を追加しました。
2003/9/1
- 「buttobi.netの管理者様へ」を追加しました。
2003/8/29
- 第二サイトにHTMLヘルプ版(削除前と同じもの)をアップしました。これで、削除前と同じ状態になりました。
- この日、第二サイトで使用するCGI(PHP)の開発用に取得したIDがbuttobi.netの管理者によって削除されました。やはり、何の予告や連絡もなく、いきなりの削除でした。理由はCGIの開発を行ったためとのこと。
第二サイトのためのCGI開発用のIDである旨は、8/25に誤解を解くための説明と併せてサポート宛に連絡済だったのですが、それに対して返信などもなく、これが事実上の返信だったようです。2003/8/27
- 第二サイトが削除後48時間以上経過し、再作成できるようになったので、とりあえず、削除前と同じHTML版をアップロードしました。
2003/8/25
- 8/24に第二サイトがbuttobi.netの管理者によって削除されてしまいました。何の予告や連絡もなく、いきなり削除されたので、びっくりしました。しかし、通知された削除理由は誤解としか思えないようなものなので、現在、誤解を解くための手続き中です。
第2サイトは、すでに、100MBを超えており、これだけの容量を無償で貸してくれるbuttobi.netには感謝していました。最近は兄弟ページを含めると、dionの容量制限の範囲内に収めるのが難しくなってきた関係で、dionからbuttobi.netへの鞍替えも視野に入れてサイトの再構成を検討し始めたところでした。このように予告なくいきなり削除されるようでは、完全な鞍替えは難しいかもしれませんね。
本件については、今後も、状況が変わり次第、報告します。2003/8/23
- 兄弟ページの紹介にKNOPPIX実験室を追加しました。
- 再編集プログラムのアップロードを一時停止しました。これは、KNOPPIX実験室で必要になった容量を手当てするためです。いずれは、与謝野晶子の全訳源氏物語との対照表示をサポートした新しいバージョンを第二サイトのほうにアップしたいと考えています。また、メールをいただければ、いつでも、最新版をお送りいたします。
2003/8/14 2003/7/26 2003/7/12
- 源氏物語の世界(オリジナル)で新たに公開された夕顔Ver1-3-1に対応しました。
- 和歌目次に載っている和歌の数が4つの帖(朝顔、少女、藤裏葉、若菜(上))で1つずつ少なかったのを修正しました。
- 公開する再編集プログラムをVer 1.1⇒Ver 1.25にバージョンアップしました。
これに伴い、この再編集プログラムを正しく動作させるために修正したオリジナルページのファイルを再編集プログラムから切り離し、別の圧縮ファイルに格納しました。- 第二サイトのHTML形式もVer 1.25で自動生成したものに総入れ替えしました。
2003/6/22
- Javaスクリプトを使えないブラウザでも、ツリービュー目次を使わずに全ページにアクセスできるようにしました。
- リンクフリーである旨と、推奨するURLを追記しました。
- 今後の課題の現在の状況を若干ながら更新しました。
- トップページとツリービュー目次に背景イメージを設定しました。
2003/6/12 2003/6/9 第二サイトのHTML形式の再編集版のファイルを小さく分割しました。これまで、再編集版の各ページは1帖/ファイルになっていましたが、これを、1章/ファイルや、1段落/ファイルに分割したものを追加しました。目次・細目次で章名をクリックすると章単位に分割されたファイルが、段落名をクリックすると段落単位に分割されたファイルが読み込まれます。目次の「全体」、または細目次の帖名をクリックすることで従来どおりの1帖/ファイルのものを読み込むこともできます。 2003/6/7 このページの記述を全面的に見直し、改善しました。 2003/6/6 第二サイトにあるHTMLヘルプ形式の再編集版のダウンロードページをフレームから外しました。フレーム内にあると、Internet Explorerなどのロボット機能(オフラインブラウズ機能)を使って一括ダウンロードしようとするときの障害になるためです。
この再編集結果、および、再編集プログラムは、GPL(GNU General Public License Version 2)にしたがうフリーソフトとします。オリジナルの「源氏物語の世界」と同じライセンスも考えましたが、その主旨はGPLと同じと思えるので、一般的なGPLを採用させていただきます。
フリーソフトですので、GPLに従う限り、自由にコピーや変更・再配布ができます。
反面、保証がありません。メールなどでご連絡いただければ可能な限り対応いたしますが、対応を保証することはできません。
楽天広場のサイトのほうにも掲示版があります。こちらの掲示版は楽天広場の方にアップする日記とも連動しており、便利なので、これまでdionに開設していた掲示板は閉じ、楽天広場のサイトの掲示版に一本化しました。
この掲示版は、兄弟ページとして紹介した各ページに共通ですが、とりあえず、どんなことでも、投稿をお待ちしております。
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