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08 花宴(明融臨模本)


光る源氏二十歳春二月二十余日から三月二十余日までの宰相兼中将時代の物語

この帖の主な登場人物
登場人物読み呼称備考
光る源氏 ひかるげんじ 源氏の君
宰相中将
男君
十八歳から十九歳
参議兼近衛中将
頭中将 とうのちゅうじょう 中将 葵の上の兄
桐壷帝 きりつぼのみかど
主上
光る源氏の父
弘徽殿女御 こうきでんのにょうご 春宮の女御
女御
桐壷帝の女御
東宮の母
藤壷の宮 ふじつぼのみや 藤壷
中宮
桐壷帝の后
光る源氏の継母
葵の上 あおいのうえ 大殿 光る源氏の正妻
朧月夜の君 おぼろづきよのきみ 有明の君
六の君
右大臣の娘
弘徽殿女御の妹

 朧月夜の君物語 春の夜の出逢いの物語

目次 和歌

第一段 二月二十余日、紫宸殿の桜花の宴
おほかたに花の姿を見ましかば
つゆも心のおかれましやは

第二段 宴の後、朧月夜の君と出逢う
深き夜のあはれを知るも入る月の
おぼろけならぬ契りとぞ思ふ
憂き身世にやがて消えなば尋ねても
草の原をば問はじとや思ふ
いづれぞと露のやどりを分かむまに
小笹が原に風もこそ吹け

第三段 桜宴の翌日、昨夜の女性の素性を知りたがる
世に知らぬ心地こそすれ有明の
月のゆくへを空にまがへて

第四段 紫の君の理想的成長ぶり、葵の上との夫婦仲不仲

第五段 三月二十余日、右大臣邸の藤花の宴
わが宿の花しなべての色ならば
何かはさらに君を待たまし
梓弓いるさの山に惑ふかな
ほの見し月の影や見ゆると
心いる方ならませば弓張の
月なき空に迷はましやは
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