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30 藤袴(大島本)


光る源氏の太政大臣時代三十七歳秋八月から九月の物語

この帖の主な登場人物
登場人物読み呼称備考
光る源氏 ひかるげんじ 六条の大臣
大臣
大殿
大臣の君
殿
三十六歳から三十七歳
夕霧 ゆうぎり 宰相中将
中将
光る源氏の長男
玉鬘 たまかづら 尚侍の君

内大臣の娘
内大臣 ないだいじん 父大臣
大臣
殿
柏木 かしわぎ 頭中将
中将
紫の上 むらさきのうえ 殿の上
弘徽殿女御 こきでんのにょうご 弘徽殿
女御
冷泉帝 れいぜいてい 主上
内裏
秋好中宮 あきこのむちゅうぐう 中宮
鬚黒大将 ひげくろだいしょう 大将
大将殿
蛍兵部卿宮 ほたるひょうぶきょうのみや 兵部卿宮
承香殿女御 しょうきょうでんのにょうご 春宮の女御
鬚黒の北の方 ひげくろのきたのかた 北の方
御大君

第一章 玉鬘の物語 玉鬘と夕霧との新関係

目次 和歌

第一段 玉鬘、内侍出仕前の不安

第二段 夕霧、源氏の使者として玉鬘を訪問

第三段 夕霧、玉鬘に言い寄る

第四段 夕霧、玉鬘と和歌を詠み交す
同じ野の露にやつるる藤袴
あはれはかけよかことばかりも
尋ぬるにはるけき野辺の露ならば
薄紫やかことならまし

第五段 夕霧、源氏に復命

第六段 源氏の考え方

第七段 玉鬘の出仕を十月と決定

第二章 玉鬘の物語 玉鬘と柏木との新関係

目次 和歌

第一段 柏木、内大臣の使者として玉鬘を訪問

第二段 柏木、玉鬘と和歌を詠み交す
妹背山深き道をば尋ねずて
緒絶の橋に踏み迷ひける
惑ひける道をば知らず妹背山
たどたどしくぞ誰も踏み見し

第三章 玉鬘の物語 玉鬘と鬚黒大将

目次 和歌

第一段 鬚黒大将、熱心に言い寄る

第二段 九月、多数の恋文が集まる
数ならば厭ひもせまし長月に
命をかくるほどぞはかなき
   朝日さす光を見ても玉笹
葉分けの霜を消たずもあらなむ
忘れなむと思ふもものの悲しきを
いかさまにしていかさまにせむ
心もて光に向かふ葵だに
朝おく霜をおのれやは消つ
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